ビル管理
今度はビル管理について話していきましょう。ビルメンテナンスや建築物管理とも呼ばれます。
ビル管理について
ビル管理には、警備なども重要な業務となりますので、基本的に常任警備や防災、事件や事故などを未然に防ぐためにも、監視や巡回なども行うことが主な業務となります。もちろん、万が一、なんらか問題が発生した場合には、非難誘導や救護、警察や消防署への通報、可能なら、事件や事故の沈静化なども行います。
ほかにも、ビルの設備である電気、空調などの設備の定期的に点検を行います。それによって、問題が大きくなる前に早期発見や場合によって、緊急対応を行います。業務サービスを引き受けることもあるようで、受付や電話応対など、単にビルを管理するだけにとどまることもありません。
また、一部業者は、法令の変更によって必要な工事、修繕工事や、賃貸ビルの管理と料金回収を行う場合もあるようです。
ビル管理の資格
基本的に、ビル管理を行う場合には、資格というものが必要になります。上記を見てくれた方は分かると思いますが、設備の点検や、事故や事件の対処を行うために、電気や消防などの資格も必要となります。最低限、作業するために必要な資格を紹介しましょう。
第2種電気工事士
電気などの整備などを行うのであれば、電気工事にも必要な資格である、この資格が必要となります。
2級ボイラー技士、または第3種冷凍機械保安責任者
ボイラーや冷凍機はもはや常識となっていますので、最近は資格が必要という事は少ないようですが、持っていたほうが良いとは言えるはずです。圧力容器があればボイラー2級で管理者になれます。
2級ビル管理技師
ビルの管理に最低限必要な資格です。受験するためには、経験が2年ほど必要らしく、それまでは持っている方との管理が必要となるはずです。基本的に、ビル管理に関する知識と経験が必要となります。
乙種消防設備士、または消防設備点検資格者
自家発電設備があれば、燃料となる重油や灯油などの管理のために、危険物取扱者の4種が必要となります。ガソリンスタンドなどでのバイトにも効果的のようです。それはさておき、この初級資格は、ビル管理の求人で、必須条件とされていることも少なくないようです。
アナログ・デジタル3種工事担任者
最近では、パソコンを始めとするデジタル系の機器を扱うことが増えていますので、持っていると有利と言えるはずです。設備管理が基本となるので、ビル管理会社では、工事することは稀になるようですが、取得しておくことをオススメします。
以上が必要な、資格と言えるでしょう。しかし、もちろんすべてを一気に取るのは難しいので、ビル管理の経験を行いながら、危険物取扱者から、1つずつ取っていくと良いでしょう。
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Last update:2017/12/14